中津川市はとても広い街です。そのため郊外では集落が分散しており、きめ細かな行政サービスが届きにくくなりがちです。そこで中津川市では光ファイバー網を整備して、インターネットを利用して、行政サービス格差の解消に努めてきました。
インターネットは普段は情報の取得を始めとする個人単位での利用にとどまりますが、非常時、例えば災害時のようなときには、行政からの情報伝達という点で威力を発揮することが期待されています。
中津川市は「東海地震の防災対策特別強化地域」に岐阜県内で唯一その指定を受けています。決して地盤が軟弱というわけではありませんが、隣接地で30年ほど前に発生した長野県西部地震、さらに最近噴火した御嶽山にも隣接と、幾つか心配な要素はあります。
既存家屋の耐震化工事には市も前向きに取り組んでいますので、中古住宅を購入する際には是非利用をご検討下さい。郊外には歴史ある古民家も数多くありますので、それを生かしていくためにも考えたいですね。